定時制・全日制の違い、在宅学習できる通信高校(通信制高校)や通信制サポート校とはどんな高校なのかを紹介します。
通信制高校は、主に自宅での学習になり、自分のペースで自由に学べますが、学校が定めた回数のレポートの提出、単位を取得する必要があります。単位を取得できて、はじめて高校卒業資格がもらえます。
定時制高校は、授業時間が夜間などに設定されていて、1日の授業は4時間程度。昼間に仕事をしながら通学する方たち向けの制度です。
全日制高校は、一般的な高校が採用し「学年制」を採用して、修業年数は3年、1日5~8時間の授業を日々受けることになります。1年ごとに与えられた科目と教科を学び、単位を修得すれば進級でき、すべての単位を取れば卒業となります。
通信による教育を行い、一人ひとりにあったペースで学習しながら「高校卒業資格を取得する」ことができます。ただ、通信制高校も通常の高校と同じように、卒業するためには、3年以上の在籍期間を満たす必要があります。
学校に通う必要がほとんどなく、自宅で自分のペースで勉強ができるので、高校を中退した方や、何らかの事情で現在の学校では卒業が難しい方、発達障害により通常の学習が難しい方など、様々な理由の方が通っています。その他、アスリートや芸能活動と学業を両立させるために、通信制を利用する生徒もいます。
通信制の大きな特徴は、ほとんどの学校で学年制よりも単位制を採用している点。単位制であれば、生徒が自分のペースで学習を進めていくことができるので、最短で3年で卒業できますし、ゆっくり10年以上かけて卒業する人もいるようです。
もうひとつの特徴は、一人ひとりに先生がつくことや精神面でのフォローを行う、専門のカウンセラーがいる点。通常の学校ではできないきめ細かなフォローを行っています。
通信制高校に通う生徒がちゃんと卒業できるように、単位取得や進級などに必要な支援を行う「民間の教育施設」のことをいいます。サポート校は、法的な学校としての認可を得ていないので、ここで独学で勉強しても卒業資格をえることはできません。
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