通信制高校は、高卒資格の取得を目指しながら、幅広い分野について学べるのが魅力です。また、通信制高校と同じく、高卒資格取得を目指しながら、より専門的な知識とスキルが学べる技能連携校も掲載しています。専門知識・スキルを身に付けたい方は、候補に入れてみるのもよいでしょう。
千葉県の通信制高校を探しているのであれば、まずは千葉県にどんな通信制高校・技能連携校があるのかを見てみましょう。
【技能連携校】
興学社高等学院
生徒の個性を把握し得意を伸ばす教育を行っている
興学社高等学院は、社会に出てから役立つコミュニケーションスキルを養えるSST(ソーシャルスキル・トレーニング)授業などを積極的に実施しています。中学校では、なかなか周りに馴染めなかったお子さんも、社会に出てから役立つコミュニケーションスキルを養うことが可能です。
WISC検査で一人ひとりの特性に合った教育を実施
興学社高等学院は入学時に「WISC検査」と呼ばれる、お子さんの発達バランスを知れる検査を実施し、お子さんの個性を活かしながら、得意なことを見つけられるようサポート。
そのため、発達障がいや軽度・中低度知的障がいを抱えるお子さんも個性を活かしながら学校生活を送り、講師陣のサポートのもと興学社高等学院を卒業できます。
幅広い分野について学びたい方におすすめの学科が総合進学科です。心理学やフォト、オフィスソフトの使い方まで、幅広い分野・領域の授業を実施しています。自分の好きなことについて学べるのはもちろん、実生活や社会生活で役立つスキルも身に付けられます。
生徒が持つ特別な感覚の養成に力を入れているのがリベラルアーツ科です。主に応用行動分析(ABA)の実践を通して、その特別な感覚を適切にコントロールし、社会生活で生かせるようにサポートを行っています。また、体験型の職業ガイダンスなど、実践型授業を取り入れています。
興学社高等学院は、1年生から3年生まで関係なく一緒にイベントなどに行くことができます!授業も一緒に受けるので、友人の輪が広がってとても楽しいです! 僕は前よりも学校生活を楽しんでいます♪
興学社高等学院は、授業の種類が豊富で、普通の学校ではできないような経験がたくさんできます。 さらに、先生と生徒の距離が近く、まるで友達かのように話せるので、私も毎日充実した学校生活を送れています。
興学社高等学院に通えて本当に良かったと親子で思っております。先生方は、とても親身に接してくれ、身体の不調もあり毎日登校はできませんでしたが、遅刻(午後から)登校でも明るく元気に迎えてくれた先生方に感謝しております。
埼玉にある キャンパスの所在地 |
千葉県松戸市新松戸4-35 |
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アクセス | 新松戸駅・幸谷駅から徒歩2分 |
電話番号 | 047-309-8181 |
千葉県には、公立と私立の通信制高校があります。公立は千葉県立千葉大宮高校のみ(2024年1月調査時点)ですが、千葉県内のどこからでも志願が可能です。公立希望の方は検討してみましょう。
一方、私立は11校(2024年1月調査時点/敬愛大学八日市場高等学校・東葉高等学校・鴨川令徳高等学校・麗澤高等学校・明聖高等学校・わせがく高等学校・中山学園高等学校・あずさ第一高等学校・中央国際高等学校・ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校・千葉科学大附属高等学校)が開設されています。私立の通信制高校はカリキュラムが多彩で、手厚いサポート体制を整えている学校もあるため、学びたい内容や受かられるサポートを確認したうえで選ぶと良いでしょう。
こちらでは2023年12月19日調査時点で、千葉県内に実施校(本校)がある通信制高校12校(※1)および千葉県内にスクーリング施設がある広域通信制高校13校(※2)の中から、下記2点が公式HPで明記されている14校を選出して紹介します。
千葉大宮高等学校は、千葉県内で唯一の公立の通信制高校です。公立のため授業料が安くて金銭的負担が少ないのが特徴です。
単位制を採用しており、74単位を3年、または4年かけて自分のペースで取得していきます。担任制を採用しており、スクールカウンセラーも在籍しているので学習の不明点や精神的に不安な事柄を相談できるポイントも安心です。
スクーリングは前期と後期に各8回あり、その際はホームルームや実験・実習・体験活動など在宅ではできないことを体験。スポーツ系と文科系の部活に参加することもでき、希望する範囲でスクールライフをエンジョイできます。
敬愛大学八日市場高等学校は、全日制と通信制を併設している高等学校で100年以上の歴史を誇る千葉県で最も古い私立高校です。
通信制の一般教科は自宅で課題を行い、その添削指導や定期試験で単位を取得していきます。スクーリングは土曜か日曜のどちらかに参加するか、夏季と冬季に集中スクーリング(各5日間)に出席するかのどちらかを選べます。
週に1日~5日通学して英・数・国の基礎学力アップやレポート学習支援のためのサポート授業を受けることも可能。選択肢が多いのが特色です。
明聖高等学校は、全日制と通信制を併設している高等学校です。自宅学習が中心になる通信制コースは、レポートの提出と定期テスト、スクーリングで単位取得を目指します。月2回のスクーリングの際は、分からなかったポイントを解説してもらうなどのフォローを中心に進めます。
一般通信制コース以外にも、独自の教育プログラム「CEP」によるWEBコースもあります。オンラインを利用したWEBコースでは、ネットを通じた動画視聴と年間4日のスクーリングで単位修得を目指します。
明聖高等学校の教員は、カウンセリングやメンタルヘルスなどの専門研修を受講した資格保持者です。カウンセラーも常任しており、生徒ひとり一人に対するメンタルケアが手厚いのが特徴です。
わせがく高等学校は、成田空港に近い多古に本校がある私立高校。早稲田予備校を経営する法人早稲田学園が設置者であることから「わせがく」の名称がついています。体育館のある校舎を持ち、通信制の他に全日制と週2日の通学コース、オンラインコース(eキャンパス)を併設しています。
千葉県内には多古本校以外に、柏と勝田台、稲毛海岸、西船橋にもキャンパス校があり、通信制コースの年間6~8日間のスクーリングは本校か西船橋へ通うことになります。通信制コースとオンラインコースとも、生徒一人ひとりに担任が付いて学習指導や進路相談などに対応しています。
野田市に本校のあるあずさ第一高等学校は、広域制の通信制と全日制コースのある高校です。通信制は課題のレポート提出と試験、年間13日程度のスクーリングで単位を取得して高校卒業を目指します。
あずさ第一高等学校には週1日~週5日、自分で通学日数を選択できるコースがあるのも特徴。通学コースを選択すれば、基礎学力アップコースやパソコン専攻、声優・アニメ、ファッション、音楽、スポーツ、デザイナー・クリエーターといったオリジナルコースを選ぶこともできます。好きなこと、あるいは将来に向けた選択肢の多さが特徴です。
御宿町にある中央国際高等学校は、全国から入学可能な広域通信制の私立校です。教科書と学習CD-ROMを用いて自宅で好きな時間に自分のペースで課題を進めていきます。質問や不明点、相談は、電話やメールで先生に質問できます。
スクーリングについては、太平洋に面した自然豊かな御宿町で集中的に実施(3泊4日)するスタイル。年に1度のことなので遠方からの入学も可能で、知識の吸収と実体験を融合させた貴重なスクーリングタイムを体感できるでしょう。
茂原市にあるヒューマンキャンパスのぞみ高等学校は、一般通信コースの他に、通学コースや専門チャレンジコースなどの幅広い選択課程があるのが特徴です。通信制コースについては、レポート提出と単位取得試験、スクーリングの参加で高校卒業単位を取得することが基本となるため、専門分野は学べませんが、途中で通学コースや専門コースなどに変更することはできます。
専門分野のコースでは、高校生に必要な学力を身に付けることに加え、将来の職業に結びつくような専門性の高いテクニックを学べます。生徒ひとり一人の資質の底上げと能力を育成して進路をコーディネイトしてくれるのが特徴です。
クラーク記念国際高等学校は北海道に本部を置く広域通信制の私立高校です。千葉県内では千葉駅と柏駅から通える場所にサポート校(キャンパス)があります。
通信制コースは、課題レポートを中心にクラーク独自の学習サイト「Webキャンパス」というオンラインコンテンツで単位を取得していきます。キャンパスへは月1~2回程度のスクーリングを行い、プライベートな時間を有効に活用して卒業を目指すスタイルです。「オンライン+通学」を融合させたスマートスタディコースも選択可能。わからないことを質問したり相談できる体制が整っています。
翔洋学園高等学校は、茨城県日立市にある広域通信制の私立高校です。通信制高等学校として日本で初めて学習センター方式が採られた学校として知られています。
千葉県には千葉駅と柏駅から近い場所にサポート場所を設置し、スクリーニング時や、家で一人で学習するのが不安である時など登校して個別指導を受けることもできます。
柏キャンパスにおいては、進学・就職の進路指導にも力を入れており、マナー指導や面接・小論文の対策を実施。講師を招いた進路講演会なども行っているため、将来の進路に不安を抱いている方に対してもしっかり相談にのってくれるでしょう。
第一学院高等学校は、茨城県高萩市に校舎を持つ私立の広域通信制高校です。全国に50以上のキャンパスを持ち、千葉県内には千葉キャンパスと柏キャンパスがあります。
ICTツールを活用したオンライン型の通信制スタイルを採用しています。自分のやりたい時間にレポートを作成したり授業を受けるなど、PCやタブレットで学習を進めて単位を取得。オンラインで三者面談ができたりホームルームやランチ会もオンラインで楽しめます。
スクーリングは、年に1回だけ集中的に高萩本校、もしくは養父本校で実施します。ネットでは学べない体験学習を中心に行います。
日本放送協会 (NHK) が設立した学校法人NHK学園が運営しており、昭和38年に日本で初めて広域通信制高等学校として開校しました。基本的にはNHK高校講座を視聴して学習を進めていきます。
課題はネット学習システム上で提出し、評価・達成度、スクーリングの出席回数、試験結果などの管理も可能。スクーリングは、各地の協力校に月1~2回登校することで単位を取得していきます。年に1回集中してスクーリングを受けることも可能です。
千葉県内では市川市にある私立日出学園高等学校と八街市にある私立千葉黎明高等学校がスクーリング会場として使われてます。
学校法人三幸学園が運営している飛鳥未来高等学校は、奈良県天理市に本校がある広域制私立高等学校です。千葉キャンパスは千葉市中央区(最寄り駅は千葉中央駅)にあり、図書室やPCルーム、トレーニングルームなど充実した施設となっています。
通信制であっても担任制を採用し、生徒ひとり一人の個性や適性を伸ばせるよう対応。進路についても専門知識を持つ進路担当スタッフが進路指導をしてくれたり、就職の面接練習や履歴書の書き方、小論文の添削などサポートしてくれます。
学校法人山口松陰学園が運営している松陰高等学校は、広域通信制の私立高校です。「一人ひとりのための高校」という松陰メゾットをモットーに掲げており、生徒一人ひとりに応じたカリキュラムを重視しています。
千葉県には、浦安・新浦安・市川妙典・西船橋・木更津に学習センターがあり、直接指導を受けられます。教育ビデオの視聴やレポート提出などで単位を取得して卒業を目指す通信制は、Windowsタブレット(端末は無償貸与)にてICTを活用して学習を展開。在宅コースや週1~5日通学コース、将来に仕事に活かせる特別カリキュラムなどの多彩なコースから自分のスタイルを選べます。
勇志国際高等学校は、熊本県天草市に本校がある広域通信制の私立高校です。千葉県には松戸市に千葉学習センターが設置されています。希望すれば学校イベントの「勇志祭」や、地元イベントの「新松戸祭り出店」などに参加することもでき、スクールライフを友達と楽しみやすいでしょう。
通信制コースは、生徒一人ひとりに無償貸与された「iPad」にてオリジナル映像授業を視聴し、レポートを作成&提出して単位を取得していきます。iPadでネット部活に参加したり、音楽ミキシングや編集、デザイン、アニメーション作成、MOSなどの検定対策、Word、ExcelといったITツールが入っており、自由に使用することもできます。
千葉県の中学卒業後の進路先に通信制高校を選ぶ生徒の割合は年々増加しています。平成31年度では2.4%だった数値が令和4年度には4.2%まで跳ね上がっており、通信制高校への進学がひとつの選択肢として注目されはじめているのがわかります。
卒業者総数 | 通信制課程の進学者数 | 通信制課程の進学者率 | |
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平成31年 | 53,904人 | 1,293人 | 2.4% |
令和2年 | 53,438人 | 1,490人 | 2.8% |
令和3年 | 51,415人 | 1,878人 | 3.7% |
令和4年 | 52,940人 | 2,234人 | 4.2% |
千葉県内の中学生の不登校者は年々増え続けています。この4年間だけ見ても5,000~7,500人までの中学生が、何らかの事情により学校に行けない状況になっています。千葉県における令和4年度のデータでは、約20人にひとり(1クラスに1~2名)が不登校という状態です。
生徒総数 | 不登校生徒数 | 前年度との不登校数の差 | 全生徒に対する割合(%) | |
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令和元年 | 147,039人 | 5,149人 | 49人 | 3.50% |
令和2年 | 146,530人 | 5,159人 | 10人 | 3.52% |
令和3年 | 147,964人 | 6,368人 | 1,209人 | 4.30% |
令和4年 | 147,120人 | 7,482人 | 1,114人 | 5.09% |
通信制高校にはいくつかのメリットがありますが、特に集団での授業が苦手な方や、自分のやりたいことと並行して高校に通いたい方におすすめです。
通信制高校は、自分のペースで学習を進められることが大きなメリットです。試験や年に数回のスクーリング(登校)、レポート提出もありますが、基本的には自分の都合に合わせて単位を取得できます。
最近ではe-ラーニングなどのネットを介して学べる学校が多いため、隙間時間に自宅以外の場所で学習を進めることも可能です。
早起きが苦手な人、病気や障がいを持っている人、人とのコミュニケーションが苦手で高校へ行くことを諦めかけている人、あるいはアルバイトであったりスポーツや芸能活動をしたい人、興味ある事柄を極めたいなど平日に別の活動をしたい人なども、通信制高校であれば学習できる時間を調整しながら高校卒業を目指せます。
多くの通信制高校には、公認心理士や臨床心理士などの資格を持つスクールカウンセラーが在籍しています。周囲の環境が原因で不登校になった経験を持つ人や、持病や障害を持つ人など多様な人が通信制高校を選んでいます。そのような生徒や保護者の悩みや相談を在籍している多様な資格をもつスクールカウンセラーが対応してくれます。
また、学習相談や進路の相談などにものれるように、通信制でありながらも担任制を導入し、学校やネットを介していつでもサポートできる制度を採用している高校もあります。こういったサポート対応が手厚い通信制高校は、公立よりも私立のほうが多くあります。
広域制の高校であれば距離を問わずに選べるため、必要なサポート環境が整っている高校を選べるでしょう。
通信制高校の中には、専門分野のコースを設けている場合があります。通信制高校で勉強しながらも、将来的に仕事に活かせるようなクリエイティブな知識や技術を身につけられるのが魅力的です。
例えば芸能関係やダンス・アニメーション・漫画・声優・ゲーム・美容師・服飾・ペット関連・スポーツ・料理・IT関連などで、一般的な全日制高校に比べて多岐にわたるコースが用意されています。高校によって用意されている専門コースは異なるため、どういった分野を目指したいかを検討して高校を選びましょう。
全体的に通信制高校は全日制高校より学費が安いのもメリットです。特に公立の通信制高校はリーズナブルで1年間で4~6万円程度です。私立の通信制高校では、コースや通信制高校ごとに差はありますが年間30万円~100万円ほどかかるとされています。公立の通信制高校よよりも高くなりますが、それでも制服代や部活にかかる費用、修学旅行費といった費用は抑えられるでしょう。
また、学費については「高等学校等就学支援金」制度が既に採用されています。現行の支援金は家庭の所得によって対象外になる生徒もいますが、東京都や大阪府などのように、所得制限をなくした「実質無償化」を実現する都道府県も出てきています。学びたいと希望する生徒が、学費を心配しなくても学校を選べる時代に変わりつつあります。
通信制高校に通うメリットは多くありますが、その分スケジュールや課題などの自己管理が必要となるため注意が必要です。
自分のペースで勉強できるということは、試験対策やスケジュールの調整などの自己管理能力が求められるということになります。特に自分の生活ややりたいことと並行して通信制高校に通っている方や、やむを得ない事情がある方は計画していたスケジュールがうまく運ばないことがあるかもしれません。
3年間で卒業を目指すならば、1年におよそ25単位ずつ取得しなければなりません。そのため、自主性を持って管理するスキルを鍛える必要があります。
多様化している通信制高校の中には、通信制と週に数日通学するミックスコースを設けている学校もあります。しかし通常の通信制を選んだ場合、年に数回のスクーリング以外他の生徒との交流はほぼありません。教師との交流も生徒次第なので、高校生という自覚が薄くなるかもしれません。
しかし、私立の通信制高校には部活動やレクリエーションがある学校も存在し、このような活動に気軽に参加することで新しい友人を作りやすくなります。
千葉県で通信制高校に通うにあたり、利用できる学費支援制度を調査しました。
※情報は2023年12月調査時点のものです。詳細な内容は、公式HPまたは各校へご確認ください。
私立高等学校入学金軽減制度とは、保護者の経済的な理由により千葉県の私立高校入学金の納入が難しい場合に申請できる制度です。入学後に入学金を軽減(還付)する形となります。
入学金の納入が困難であると認められること。そして生徒の保護者が次の1号、2号のいずれかに該当すること。
※「市町村民税の課税標準額 × 6% - 市町村民税の調整控除の額」から算出された額
給付要件1号・2号共通 | 入学金の全額、または15万円のいずれか低い方の額 |
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申請先は在籍している私立高校となっています。申請時期や必要書類等の詳細、その他の質問等は各学校、または千葉県総務部学事課(電話:043-223-2155)にお問い合わせてください。
私立高等学校等授業料減免制度は、高等教育における国からの支援制度のひとつ。経済的な理由で修学継続を断念することのないように、入学金や授業料を負担する制度です。
※1:「市町村民税の課税標準額 × 6% - 市町村民税の調整控除の額」から算出された額
※2:世帯構成及び収入状況等によって認定されることとなります。詳しくは学校へ直接問い合わせてください。
上記の1号・2号 に該当 |
月額授業料の全額から就学支援金を除いた差額を免除 |
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上記の3号~5号 に該当 |
月額授業料の3分の2(ただし、20,500円を上限とする)から就学支援金を除いた差額を免除 |
私立高等学校等授業料減免制度は、在籍する学校の事務室に申請してください。
高校生等奨学給付金は、学ぶ志のある生徒が安心して教育を受けられるように、私立高等学校等に在学する高校生のいる低所得世帯を対象に支援を行う制度のことです。
※市川市奨学生など、奨学のための給付金と同時に支給を受けられない奨学金もあるので注意ください。
生活保護(生業扶助) 受給世帯の 高校生等 (全日・定時・通信) |
52,600円(年額) |
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保護者等全員の 道府県民税所得割 及び 市町村民税所得割が 非課税である 世帯の高校生等 (全日・定時) |
非課税世帯A:137,600円(年額) |
非課税世帯B:152,000円(年額) | |
保護者等全員の 道府県民税所得割 及び 市町村民税所得割が 非課税である 世帯の高校生等 (通信・専攻科) |
非課税世帯C:52,100円(年額) |
(注)全日・定時制に通う非課税世帯の高校生等の場合で、15歳(中学生を除く。)以上23歳未満の扶養されている兄弟姉妹が全日・定時制の私立高等学校等に在籍している場合は、当該世帯に扶養されている生徒のうち、第1子を「非課税世帯A」として取り扱い、第2子以降を「非課税世帯B」として取り扱います。
ただし、高等学校等に在籍していない15歳(中学生を除く。)以上23歳未満の扶養されている兄弟姉妹が別に存在する場合は、全日・定時制に通う私立高校生等全員について「非課税世帯B」として取り扱います。
高等学校等就学支援金制度は教育の機会を均等にすることを目的に、高校に通う生徒のいる家庭の経済的負担を軽減するために取り入れられた制度です。就学支援金は学校側が生徒本人に代わって受け取るもので、生徒や保護者が直接受け取るものではありません
※【算定式】 (市町村民税の)課税標準額 × 6% - (市町村民税の)調整控除の額
公立学校 | 118,800円(年額) ※国公立高校は授業料負担が実質0円になります。 |
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私立学校 | 118,800円(年額)+ 世帯取得により加算 |
私立高校では、全日制・定時制・通信制ともに高等学校等就学支援金は年額118,800円が支給され、あとは世帯所得と条件によって加算されます。例えば両親・高校生・中学生の4人家族で、両親の一方が働いている世帯取得が590万円の場合は年額約154,500円が支給されます。家族の人数や年齢、働いている人数により変わるので注意してください。
就学支援金を受給するには、在籍する高校を通じて就学支援金オンライン申請システム「e-Shien(イーシエン)」で手続きを行います。申請の際は、学校より受け取ったログインID通知書やマイナンバーなどが必要です。
目的や特徴から選ぶ!
おすすめの通信制高校
・技能連携校
通信制高校は、学校によって力を入れている分野や強みが異なります。
ここでは、学校に求めるサポート体制や通信制高校に入学する目的別でおすすめの通信制高校を紹介しているので、
自分自身やお子さんの個性、希望の進路に合った通信制高校を選びましょう。