大学進学を想定して通信制高校を選ぶなら、進学コースがあるだけでは不十分。メンタルサポートはもちろん、しっかり勉強できる環境がそろっている学校には以下のような特徴があります。
通信制高校の中には有名予備校と同等のカリキュラムを用意してくれる学校も存在します。通信制高校と予備校の2つに通う方法もありますが、できるだけ一元的に勉強できた方が費用も時間も負担が少ないでしょう。
上で紹介したような条件にマッチするオススメの通信制高校を紹介します。
卒業率 | 100% |
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特徴 |
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進学実績 |
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進学クラスの充実度 |
進学クラスがとても充実。東進衛星予備校と提携していて、受験のプロから直接指導を受けられるので、しっかりと受験対策ができます。 1クラス10人の前後の少人数制だから指導もきめ細やかで、専門クラスが分化されているので目標に合った学習ができます。 クラスはGMARCHの文系合格を目指す専門クラスや指定校推薦を目指す専門クラスなど分化されています。 中学校の基礎から段階的に勉強を進め、難関校合格を目指します。午前中は暗記を中心にした勉強で、午後からは東進衛星予備校で経験豊富な講師からの授業を受けます。生徒の学力に合わせてステップが設けられ、全ての講座が終わると次のステップに進みます。 |
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卒業率 | 98.1% |
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特徴 |
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進学実績 |
大学…北海道大学、筑波大学、九州大学、青山学院大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、立教大学、早稲田大学など |
進学クラスの充実度 |
特別進学コースは、生徒のレベル別指導で学力を伸ばすコースで、マイティーチャー制により生徒が自分の話しやすい先生を選んで学習ができます。気軽に相談ができ、学習や進路の相談では個別にメンタルサポートを受けられます。 英語はネイティブ講師による授業で、希望者には留学プログラムも用意されています。 キャンパスでの個別学習に加えて、インターネットを利用したオンライン学習にも対応しています。23時までWeb授業を受講できるため、疑問点もすぐに講師に尋ねることができます。一人一人の進路に合わせたフォローにも定評があります。 |
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卒業率 | 98% |
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特徴 |
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進学実績 |
大学…東京外国語大学、横浜国立大学、九州大学、山形大学、長崎大学、静岡大学、大分大学、鹿児島大学、慶應義塾大学、早稲田大学、国際基督教大学・中央大学など |
進学クラスの充実度 |
週5日通学が基本の総合進学コースと、1週間の授業数を6・12・18コマの中から選択して、週に1~5日通学するフレックス学習コースの2つが進学クラスです。ネイティブ教員を採用するなど、受験に必要な英語学習に強いところもポイントです。 予備校講師が受験のために必要とされる授業を完全プロデュースする特別進学クラスでは、常にセンター、2次試験を意識した授業で学習します。創学コースでは、学校での授業に加えて提携している創学ゼミナールでの授業も無料で受講できます。 |
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できるだけ自宅学習を優先したい生徒、予備校の雰囲気に慣れたい生徒など学習スタイルによって向き不向きはあると思いますが、受験本番では受験生全員が同じ環境に立ちます。
学校には馴染みにくい生徒でも、目的が明確な予備校なら抵抗なく馴染めるケースもあるので、こうした機会を好機と考えてみるのもいいでしょう。いわゆる進学校と呼ばれる学校の生徒でも塾や予備校に通うのは当たり前。受験に勝つためには学校の勉強だけで十分とは言い難いのが現実です。
その点、興学社高等学院のように東進衛星予備校と提携している通信制高校なら、より効率的な受験対策も可能となります。
この数年で、大学進学コースを設けている通信制高校は増加傾向にあります。国公立、私立を問わず難関校に多数の現役合格者を輩出している通信制高校も珍しくありません。上記で取り上げた通信制高校以外にも、大学進学に向けてのカリキュラムが組まれている通信制高校の特徴とコース内容について更に詳しく説明いたします。
引用元:ルネサンス高等学校(http://www.r-ac.jp/)
東大、京大など難関国公立大学に現役合格者を輩出しているルネサンス高等学院大学進学コースでは、一人一人の学力や志望校に合わせた学習プランを設定します。新入学、転入学、編入学などどのような形であっても大学進学コースを受けることが出来ます。
基本的には、レポート、スクーリング、テストのルーティンを通して基礎学力と応用力を培います。レポートでは、すべてのレポートをスマホやパソコンから提出し、学習課題の報告を行います。スクーリングは年間5日程度ですが、集中的に行い、担当の先生から直接指導を受けます。テストでは、規定回数のレポート提出をクリア、スクーリングを行うことで、学期末試験を受験します。テストは年1回の実施です。テストに合格することで、単位取得になります。
加えて、個別指導Axisのシステムを活用することで、1コマ80分の個別指導型塾を受講できます。問題を解くだけでなく、講師からの丁寧な指導もあるので、着実に学力向上につながります。
引用元:第一学院高等学校(http://www.daiichigakuin.ed.jp/)
ウイングネットという第一学院高等学院独自の完全個別対応映像学習システムを活用して大学合格を目指します。
提携している市進予備校やZ会の映像をパソコンやタブレットを使って、学校や自宅で見ることができます。映像なので、自分のわからないところ、理解しにくい部分を集中的に何度も繰り返し学ぶことができます。
また自分の志望校の受験に合わせたカリキュラムで受講できます。難関大学であっても生徒の学力に合わせてカリキュラムを組んでもらえるので、確実に合格に近づきます。
キャンパスでもウイングネット上でもわからない部分はすぐに先生に質問できます。リラックスできる校舎や自宅で学習できるので、効率的な学習が可能です。
通常のウイングネットの他に、春・夏・冬の時期の季節講習をいつも通っているキャンパスで受講できます。これも特別進学コースだけのメリットです。センター早期対策配信講座として、センター試験対策豊富な講師からのアドバイスをウイングネットを活用して受講できます。
引用元:トライ式高等学校(http://www.try-gakuin.com/)
トライ式高等学校では、自由に学習できる通信制高校のメリットを生かした受験対策が進学コースで用意されています。
高校卒業のための最低限の学習に加えて、大学合格のための授業を受けます。一人一人の志望校と学力は異なります。進学コースでは、完全オーダーメイドプログラムを組み、それに沿った個別指導、集団授業、web授業、自習を提案します。
授業を行うのは予備校や家庭教師として活躍している現役講師なので、やる気を起こさせる、わかりやすい授業です。受験指導のプロからの個別指導で、わかる勉強から、出来る勉強までレベルアップが確実です。個別指導なので、わからない部分も焦らずにしっかりと理解して、次に進めます。
科目によっては効率的に学ぶために集団授業を採用しています。特に難関大学合格のためには、暗記だけの受験勉強では根本的学力を向上させ合格まで届きません。進学コースでは、個別指導と集団授業を組み合わせることで、問題を解くための知識と経験を育てます。
引用元:一ツ葉高等学校(http://www.hitotsuba.ed.jp/)
最短で志望校への合格をサポートする一ツ葉高等学校では、約40年にわたる大学進学サポートの豊富で信頼できる実績と経験があります。
大学受験のプロ講師から少人数制での授業を受けるので、合格率は飛躍的にアップします。また一方的な授業だけではなく、定期的な模試で自分の苦手分野や実は余り理解していない部分を確実に潰していきます。模試の結果や個別面談などを通してベストな学習スタイルを考えてもらえるので、合格まで徹底サポートが期待できます。
学校のキャンパスも駅から近いので、通学時間も気になりません。提携している学習塾「さなる」での映像授業も受講できるので、志望校の受験科目に合わせた効率的な学習が可能になります。
これまでの受験対策経験を活かした、eプリを使えば徹底的に演習し得意分野を伸ばし、苦手分野を克服できます。eプリのデータベースは18万枚以上に上る豊富さです。最短での難関大学合格を目指したい人にはおすすめの学校です。
通信制高校から大学に進学することは可能です。一般的な通信制高校のイメージは基礎学力を身につけることがメインだと思われがち。しかし、通信制高校の中には有名予備校と提携していたり、大学受験に向けて学力やメンタル面のサポートを手厚くしている学校もあるのです。
実際に通信制高校に通う生徒の約21%が大学進学を目指していることが文科省のデータでは明らかにされています。 通信制高校側でも、大学進学のための授業や個別指導に力を入れているところがあり、大学に入学する生徒の16%は通信制高校出身です。
大学に行きたいと考える生徒より、実際の進学率が低くなっているのは大学受験に特化した通信制高校に入っていないからではないかと考えられます。学校側には大学受験の用意があるのに、 大学へ行きたい生徒が入学してこなければ意味がありません。逆もしかりで、大学に行きたいのに受験に適した授業を受けられなければ生徒の力は伸びないのです。
文部科学省が行った「学校基本調査」の平成24年度のデータを見ると、通信制高校を卒業した生徒の16.7%が大学や短大に進学しています。専修学校に進学した生徒は21.6%、就職した生徒は14.3%。就職する生徒より、大学進学する生徒が多いことがわかります。しかし、進学でも就職でもない生徒も44.5%もいるのが現状です。
時代をさかのぼって平成4年のデータを見ると、大学へ進学した生徒の割合は6.5%で専修学校は18.2%、 それに対して就職者はなんと60%を占めていました。(参考元:文部科学省「学校基本調査」)
以前の通信制高校は、「仕事に必要な基礎学力を学び高校卒業資格を得るのが目的」というイメージがあったため、進学を考える生徒はかなり少なく、就職やそれ以外の進路を選ぶ生徒が多かったのです。現在は、インターネットの 普及や私立の通信制高校が増加している影響で学びの選択肢が多様化。よって学習カリキュラムの整った通信制高校も増えてきており、多くの生徒が大学や専修学校を目指すようになっています。
全日制高校と同様に、選んだ通信制高校の学科によって、大学への進路状況は異なります。例えば商業や工業などの専門学科の場合、卒業した生徒の進学率は19%、専修学校30.4%、就職22.9%と大学進学よりも専修学校や就職をする生徒が多め。それ以外の生徒の割合は26.4%になります。
一方、総合学科や進学クラスなど普通科を卒業した生徒の大学進学率は29.5%、専修学校26.9%、就職は12.3%。それ以外の生徒は21.6%です。普通科を卒業した生徒は、就職よりも進学率のほうが高いことが分かります。
また、公立よりも独自性のある授業を展開できる私立のほうが、進学率が高い傾向に。大学と専修学校を合わせた進学率は、公立通信制高校が24%なのに対して、私立の通信制高校では45%と数値に開きがあります。就職率に大きな差はありませんが、就職も進学も選ばない生徒は公立が59%、私立で40%です。 これは公立の通信制高校より私立の通信制高校のほうが進学・就職サポートが手厚いため、卒業後の進路を決めやすいからだと考えられます。
平成24年度の普通科全日制高校を卒業した生徒の進路状況(文部科学省「学校基本調査」)は54.4%が短大や大学。専修学校へは23%、就職が16.4%となっています。一方、定時制高校の生徒の進路状況は普通科の生徒の場合、大学進学が15.2%で専修学校への進学が16.7%。27.1%が就職です。
これに対し、普通科の通信制高校は大学進学18%、専修学校27%、就職14%。進学率は全日制には届かないものの、定時制よりも高い進学率となっています。
基本的に通信制高校は、「仕事と両立している」「高校卒業資格が目的で通っている」「何らかの事情で学校に通うことができない」「発達障害で通常の学習が難しい」など、さまざまな理由の生徒が通っているため、全日制より進学率が低いのは当然のことでしょう。しかし、通信制なら仕事で忙しくても、事情があって学校に通えなくても自分のペースで効率的に大学進学を目指せます。近年は進路指導や大学進学へのカリキュラムが充実している通信制高校もたくさんあり、名門大学への進学を目指すことも可能です。
通信制高校から大学へ進学するためには、日々をなんとなく過ごしてはいけません。ここでは大学合格への近道となるポイントを紹介します。
通信制高校で受けられる大学受験に特化した授業は、学校ごとに内容が異なります。行きたい大学や学科に合わせた授業をしている通信制高校を選びましょう。学校によっては学力重視だったり、AO入試に力を入れていたりと特徴があります。
中でも国公立大学やいわゆる難関大学への進学を目指す方もいます。また実際にそういった大学へ進学している人もいるのが事実です。受験勉強はもちろん容易ではないですが、自身の努力は当然ながら、学校からのサポートも非常に大事なポイントです。
通信制高校の目的は「高校卒業資格」を得ることだと思われています。なので、入学したらまず卒業を目指すのが普通。しかし、大学に進学したいのであれば、高校の卒業を最大の目標にするのではなく「大学合格」をゴールに設定して、日々の勉強に励まなくてはいけません。
通信制高校に通うメリットは「時間がある」こと。つまり、空いた時間を大学合格のために費やすことができます。全日制では毎日決まった授業を受け、その後で受験勉強をしなくてはいけませんが、通信制高校ならレポート作成とスクーリング以外の時間を受験対策に充てられます。
大学受験に力を入れている通信制高校なら、個別指導や学習計画の相談にも乗ってくれるので、自分のペースに合わせた受験勉強ができますよ。
お金もかかることなので、出来ることであれば学校の勉強だけで大学受験に挑みたいと思うのは当然のこと。とはいえ実際問題、独学では難しいともよく聞く話ですよね。
独学で通信制高校からの大学進学を目指した人の体験談や、予備校に通うメリット・デメリットなどについて調べました。悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
通信制高校から大学の指定校推薦が取れます。基本的に指定校推薦枠での受験の合格率は100%と言われていますが、高校内において推薦を貰わなくてはいけません。 推薦を貰うためには、通信制高校で高く評価されることが大事。大学進学を考えているなら、決められたカリキュラムをきちんとこなし評価を貰える学生生活を送るように心がけましょう。
指定校推薦の場合、基本的には専願受験となります。受験して合格した場合は、他の大学を受験することはできません。 指定校推薦枠は大学側と高校側の信頼関係で成り立っています。合格を出した生徒が他の大学へ行ってしまった、となると信用問題になってしまうからです。指定校推薦枠での受験を考えている場合は、他の大学が受けられないことを知っておきましょう。
大学へ進学するためには、相応の学力も必要です。また、学力を伸ばすためのサポートも必須。家庭内だけでなく学校側できめ細やかなサポートをしてくれると、大学受験に専念できるため合格率がアップしますよ。
大学合格は通信制高校を選ぶところから始まっています。学校の選び方1つで合格率は大きく違うのです。
公立の通信制高校の大学進学率が12%なのに対して、私立は40%と高くなっています。 私立の場合、独自の大学受験コースや予備校との繋がりなどがあり学力を伸ばすための授業やサポートが受けやすくなっているからです。 また、20代前半までの通信制高校入学者が増加しているのも、 大学進学に力を入れる通信制高校が増えている背景といえるでしょう。 大学合格を目指すのであれば、私立の通信制高校の中から選ぶのがおすすめです。
行きたい大学が決まっている場合、進学先の指定校推薦枠のある通信制高校を選ぶことが合格率を上げるポイントです。また、初めから行きたい大学が決まっているので早めに受験対策ができるでしょう。指定校推薦を受けているかどうかは、公式HPや資料などに掲載されています。学校選びの参考にしてください。
どの大学に行きたいかは決まっていないが、将来的に大学へ進学したいと考えているのなら、指定校推薦枠のある通信制高校を選ぶのがいいでしょう。いくつかある推薦枠の中から、自分の行きたい大学を探してみてくださいね。合格がしやすくなるだけでなく大学の選択肢も広がります。
大学合格は独学ではなかなか難しいもの。通信制高校なら、学力面とメンタル面の両方のサポートを受けられます。自分にあったペースでコツコツと勉強して、ぜひ合格の2文字を手に入れてくださいね。
大学進学を目指す生徒におすすめな通信制高校をもう一度チェック!
通信制高校の特別進学コースを選んだ理由は、大学進学するための学習環境が整っていたからです。自分のペースで勉強できる環境だったので、塾に通うことはありませんでした。分からないことがあれば、先生がすぐ質問できるのも良かったですね。受験の時はすごく先生に支えられました。点数に伸び悩んで落ち込んでいた時も「お前ならできる!」と励ましてくれたから最後まで諦めずに頑張れたのだと思います。進学は大きな挑戦でしたが、将来やりたいことや夢があるならその夢に向って欲しいです。(男性/早稲田大学合格)
ここに来る前、全日制の高校に通っていたのですが留年が決まってしまいました。しかし同級生と一緒の年に卒業したかったので、通信制高校へ転入し、3年間での卒業を目指すことにしたのです。学校内に自習スペースや映像授業などがあり、先生たちも大学受験のサポートに力を入れているというのがここへ来ての最初の印象。その環境を見て、一生懸命勉強しようという気持ちになり、私は毎日自習室で勉強をするようになりました。先生に相談しやすい環境で学べたことで、3年間で卒業できただけでなく、大学受験にも合格しました!留年が決定的だった私が、大学進学までできるなんて夢のようです。(男性/埼玉大学合格)
通信制高校に入学して一番良かったなと思うことは、先生たちが親身になって支えてくれることです。入学する前の私は、精神的にも体力的にも弱く、続けていけるか不安だらけでした。でも先生たちが優しく接してくれて、少しずつ前向きな気持ちになっていったのです。前にいた学校よりも居心地が良く、友達と笑って話す時間や先生と勉強する時間はとても充実したものでした。その環境で芽生えた「諦めていた大学進学」。私の背中を押してくれた先生たちや仲間たちとの努力のおかげで、第一希望の大学に合格しました。あの頃と違い自信を持てるようになった自分がいます。ここにいたから成長できました。(女性/法政大学合格)
私が入った通信制高校は大学専用コースがあり、受験勉強にとても集中しやすい環境。おかげで大学受験にも合格することができました。通信制高校は全日制の高校と違い、先生と生徒の距離が近いので、いつでも相談できるし丁寧な指導を受けられるのが嬉しいです。精神的にもストレスが少ないように感じます。七夕パーティーやウィンタースクール、クリスマス会などの行事も楽しめましたし、充実した高校生活を送れました。(男性/東京大学合格)
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