「発達障害を持っている」「不登校を経験した」という生徒の受け入れを積極的に行い、一人ひとりにあわせたサポート体制をしっかり整えている興学社高等学院の特徴や評判などを紹介します。
引用元:興学社高等学院(http://highschool.kohgakusha.com/)
興学社高等学院は、生徒一人ひとりが抱える問題や考え方、とらえ方を理解し、気持ちの部分も大切にする教育を行っています。普通高校の学習スタイルになじめずに編入してくる生徒や、発達障害があることで特別支援学校に進んだものの不登校になって入学し直してくる、といった生徒もしっかりと受けとめる土壌を持つ学校です。発達障害の生徒は、得意不得意がハッキリしているので、得意を伸ばす教育をしてあげたり、まずは学校に通う楽しさや自信を取り戻させるところからはじめます。
また、北海道に本拠地を置く通信制高校・星槎学園高校との技能連携校というのも、この学校の特徴です。そのため入学時は2つの学校へ入学する必要がありますが、通学先は興学社高等学院の1カ所、スクーリングのみで高校卒業資格を取得できます。様々なコースや活動を通して、好きなことに挑戦し特技をさらに磨くことができる環境も揃っています。将来、しっかりと自立して生きていくための力を身に着けられる学校です。
興学社高等学院では、LDやADHDなどの発達障害を持つ生徒へのサポート体制も整えており、卒業率100%・留年率0%の実績があります。その実績を裏付けるもののひとつに、子供の特性を知るための知能検査「WISC-Ⅳ(ウィスク・フォー)検査」を使ったサポートがあります。検査資格を持つスタッフが結果を分析、生徒一人ひとりの教育方針に取り入れています。
3つのコースが用意されており、それぞれ自分にあったスタイルのものを選んで学ぶことができます。
まずは興味を持つことから学び始められるように、70種類以上ある項目から、生徒の興味のある授業を選択することができます。国語・数学・英語などの必須科目のほか、運動系や音楽系、イラスト系、心理学など多種多様。アプリ開発やHTML言語の授業など、社会で役立つスキルが学べる授業、コミュニケーション能力を上げるための授業などもあります。
大学受験に向けての必要な勉強に焦点を絞ったコース。生徒一人ひとりの実力に合わせ、適切なレベルの学習課題を設定。中学校で習う基礎学習から段階的に勉強できるように、しっかりとサポートしてくれます。興学社高等学院での授業のほか、グループ学校の東進衛星予備校での授業を受けられます。
学校の授業に学びにくさを感じる、周囲のペースに合わせられない…。こうした生徒のために、2016年度に新設されたコースです。生徒一人ひとりの潜在能力や特技を引き出し、社会的に通用するスキルとして育てていくことを目指しています。生徒それぞれが希望する進路へ進めるような授業プログラムを組んでいます。
卒業生の2016年度までの進学実績は、早稲田大学、明治大学、駒澤大学、日本大学など。
短期大学では、大妻女子短期大学、女子栄養短期大学、宇都宮文星短期大学など、そのほか専門学校に進んだ先輩や就職した先輩もたくさんいます。
大学進学を目指す生徒を対象にして、ステップ1~3まで受験に必要な学習を段階的に踏んでいきます。
難関大学へ合格した生徒が選択した講座例
ステップ1 | 新難度別システム英語文法編Ⅱ 現代文基礎トレーニング スタンダード日本史B 1と2 高速基礎マスター講座 |
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ステップ2 | 基礎から偏差値アップ総合英語 ハイパー古文 |
ステップ3 | 有名大突破!戦略英語解法 私大現代文読解 |
理系へ進学を希望する場合は別のカリキュラムとなりますが、指導費や模試受験料は授業料に含まれています。暗記科目が中心になっていて、講習会や合宿に参加することも可能。
午前中は新松戸校舎で授業を受け、午後から難関私大や国公立二次試験レベルに対応した東進衛星予備校で受講することになります。予備校の校舎は柏・八柱・新越谷駅東口から選択。単位修得に必要な授業と受験対策用の学習が1日のスケジュールに組み込まれているため、効率良く学力アップを図れるでしょう。
連携施設のキャリアサポートステーションでは、教員・心理士・カウンセラーを対象にした研修会や保護者を対象にした勉強会が開催されているため、子供がどういう状況なのかを知ることができます。発達障害を診断して直接的な治療を行うためのものではなく、発達のバランス具合を確かめながら、その子に見合った声かけや行動面での支援を目的としています。
同じことを繰り返しているのにわかってもらえない。思うように会話や意思の伝達ができない。いつまでフォローするべきか不安になる。発達障害におけるこういったさまざまな課題に対して、強引に勉強や運動などをやらせるのではなく、子供の成長に応じた対応で適切なサポートを行います。
興学社高等学院は、3つのサポート体制で学校へ行く意欲を高めます。
1.授業開始時間は10時
全日制の生徒は、8:20~8:40くらいを目安にして登校します。通学方法によっても変わりますが、興学社高等学院は始業時間帯が違うので、中学の旧友と顔を合わせる確率も低いでしょう。できれば会いたくない。声をかけられたくない。そういった気持ちでいたとしても、再会の心配はありません。
2.必須科目以外はすべて選択自由
必須科目として国語・数学・英語・ソーシャルスキルトレーニングはありますが、その他の単位は検定教科から体育・芸術科目まで好きな授業を選ぶことができます。音楽やパソコン・ネイルや鉄道など、80種類以上ある科目の中から自分が興味のある授業を受けて下さい。
また、体験型職業ガイダンスをとおして、将来の方向性を考えることができます。
3.授業に合わせてクラスが変わる
興学社高等学院は、ずっと同じクラスの生徒で授業を受けるわけではありません。それぞれ選んだ科目よって教室が変わります。つまり大学の講義のようなスタイルなので、クラスのメンバーが固定されてしまうことがないのです。
興学社高等学院は学校教育法第55条に基づいた技能連携校なので、通信制高校でありながら専門的な勉強をすることができます。専門科目が高校の単位として認められているので、資格取得やさまざまな体験をとおして技能を磨けるのです。都道府県教育委員会の指定を受けているため、興学社高等学院を卒業すれば、高校卒業資格と専門的な知識や技術を同時に手にすることができます。
農業・工業・商業・水産・家庭・看護・情報・福祉の教科が授業に含まれているので、社会へ出て知識や技能を活用できるでしょう。一般的な通信制高校のように高卒の資格を得るためだけに入学するわけではないので、社会的な意識が高い傾向にあります。
通信制高校、興学社高等学院の在校生や卒業生、保護者の口コミを紹介します。
「現在、フットサル部のマネージャーをしています。当初は不安もあったのですが、先生や部員みんなのおかげで自信もついて、毎日にぎやかな日々を過ごしています。もちろん、部活だけでなく授業内容や友人関係も充実している学校です」
「心理学やハンドベルなど、この学校独自の特殊授業がたくさんあって、どれも体験型授業。先生方の教え方も丁寧で、好奇心で選んだ授業の中から自分の可能性を見出すことができるかも!?と思えるほど。また、体験型職業ガイダンスではいろいろな職業の方々に話しを聞くことができて、自分の将来にもプラスになると感じました」
「興学社高等学院にはいじめっ子もいじめられっ子もいないし、子供たちが興味を持てる授業がたくさん揃っているので、安心して通ってください。ウチの息子もこの学校のおかげで夢や希望を持って、学生生活を過ごすことができました」
10万円
初年度のみ10万円の入学金が必要です。
受験合格後、2週間以内に納入する必要があります。
年間54万円
年間10万円
合格通知後2週間以内に授業料と施設・教材費を納入することが原則となっています。ただし、場合によっては分納が認められるそうです。
10万円
初年度のみ10万円の入学金が必要です。
受験合格後、2週間以内に納入する必要があります。
年間77万円
合格通知後2週間以内に授業料を納入することが原則となっています。ただし場合によっては分納を認められるそうです。
年間10万円
10万円
初年度のみ10万円の入学金が必要です。
受験合格後、2週間以内に納入する必要があります。
年間77万円
年間12万円
合格通知後2週間以内に授業料を納入することが原則となっています。ただし場合によっては分納を認められるそうです。
入学金と授業料のほか、施設・教材費、学籍費用が必要です。学籍費用は提携している星槎国際高等学校の学籍を取得するための費用で21万円となっています。
新入学生の場合は制服・ジャージの購入も必要。5~7万円の費用がかかります。
興学社高等学院の進学系コースの学費やキャンパスに関する情報を紹介します。
学費 | 総合進学科 | 初年度95万円、3年合計265万円 |
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特進科 | 初年度118万円、3年合計334万円 | |
リベラルアーツ科 | 初年度120万円、3年合計340万円 | |
所在地 | 千葉県松戸市新松戸4-35 | |
アクセス | JR常磐線・武蔵野線「新松戸駅」から徒歩2分、 流山電鉄「幸谷駅」から徒歩2分 |
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