全日制高校に通う生徒とはちょっと違う通信制高校生のアルバイト事情。このページでは、学校とアルバイトを両立させるコツや面接通過率を上げる方法を紹介しています。
働いてみようと考えている人だけでなく、迷っている人も要チェックです!
通信制高校に通う人は、全日制高校に通う人よりも自分の時間を多く持てるのがメリット。持てる時間をどのように活かすのかは人それぞれですが、ここではアルバイトに時間を充てるメリットについて紹介します。
アルバイトをすれば給料が貰えます。貰ったお金は学費に充てたり、自分の趣味に使ったり、将来のために貯金をすることが可能です。
通信制高校の学費は公立だと年10万円程度、私立だと20~50万円程度なので、バイト代だけでまかなうこともできます。
通信制高校に通う生徒は、全日制高校の生徒に比べて働ける時間が長いため、より多くの稼ぎを得ることが可能です。アルバイトで稼いだお金を自分の趣味に使うこともできるため、モチベーションアップにも繋がるでしょう。
働く時間が決まっていると、生活リズムが安定します。自由な時間があるとつい不規則な生活をしてしまうと言う人は、リズムが整うだけでなくお金も稼げて一石二鳥。ただし、不規則なシフトのアルバイトだと逆効果になってしまうので注意してくださいね。
働くということは誰か自分以外の人とコミュニケーションを取り一緒に仕事を進めていくことでもあります。厳しいことを言われる場面もあるでしょう。しかし、自己成長の場と捉えて前向きに仕事に取り組んでみてください。働き始めの頃よりも一回り大きくなった自分に気付けるはずです。
以上がアルバイトをするメリットです。このうちのどれか1つでも自分にとってもメリットになると感じた人は、ぜひアルバイトをしてみてくださいね。
「通信制高校に通っているとアルバイトに受かりにくい」という不安を持っている人が多くいるようです。そうした不安がうわさとなり、さも事実のように語られています。実際はそんな事実はなく、これは、全日制高校に通う学生よりも通信制高校に通う学生の方が重宝されているのです。その理由を見ていきましょう。
雇う側が学生を嫌がる理由の1つに「テストや学校行事で決まった期間は休みがちになる」があります。学校のことが一番重要なのはわかるのですが、雇う側としては忙しい時期に休まれてしまうとちょっと困ってしまうのです。
しかし、通信制高校に通う学生はそういった拘束時間が全日制高校に通う学生よりも短く、雇う側からみて働いてもらいやすいというメリットがあります。
「学費のため」にアルバイトをするという場合、雇う側は「お金が必要なんだから簡単には辞めないだろう」と判断される傾向にあります。逆に、必死さの無い志望動機の場合、雇う側は「嫌なことがあったら直ぐに辞めてしまいそうだな」と感じ、不採用にしてしまうでしょう。
このような理由から、通信制高校に通う人は同年代の全日制高校に通う人よりもアルバイトに受かりやすいと言えます。
いざアルバイトを始めようと思ったときに気になるのが、勉強との両立ですよね。ここでは、両立のコツを見ていきましょう。
通信制高校に通いながら、いきなりがっつり重めのアルバイトをするのは避けた方が無難です。いきなり負荷をかけ過ぎてしまうと、時間のやりくりや体力的な問題が発生し、勉強とアルバイトの両方が上手くいかなくなる可能性があります。
初めからバリバリ働くのではなく、短い時間からスタートし、今の生活とどのくらいの変化があるのかを確認してみましょう。働いてみないと気付けない点が出てくるはずです。仕事に慣れてから少しずつシフトを増やしていってくださいね。
学校に行きながらアルバイトをしていると、人によってはお金が稼げるためアルバイトに比重を置いた生活に偏ってしまうことがあります。そのため、自分が「何のために通信制高校に通っているのか」を明確にし、それを邪魔しない範囲で働けるアルバイトをすることがおすすめです。「友人を作り学生生活を楽しく過ごしてみたい」「大学へ行くため」「将来なりたい職業がある」など、理由はさまざまあるでしょう。働く前に一度考えてみてくださいね。
学校とアルバイトを両立させるコツは以上です。無理をせず、大事なことを忘れないように働ければ、あなたにとって良い経験となるでしょう。
通信制高校生が「稼ぎやすい」「働きやすい」アルバイトを紹介します。
単発の派遣アルバイトは、1日の拘束時間が長い代わりに入ってくる額も大きいのが特徴です。また、その日限りの同僚とその日限りの場所で働くので、人間関係を構築する必要もほとんどありません。
高時給帯の接客業はコンビニやスーパー、ファミレスの店員などがあります。忙しい土日や早朝・深夜などは人手が足りない店も多く、稼ぎたい学生さんは狙い目です。
居酒屋は人と話すのが好きな方や髪型・メイクは自由がいい!と考える方におすすめです。全ての居酒屋で身だしなみが自由ではないので、前もって確認してくださいね。
工場の作業員はコツコツと1つの作業を続けるのが好き・苦にならない方にはピッタリ。決まった時間で働けることが多く、生活リズムが安定するメリットがあります。
人と話すのが苦手であれば、在宅ワークはいかがでしょうか。インターネット環境とパソコンがあればできる仕事が沢山あります。自分のペースで働けますよ。
結論から言うと、できます。理由は以下の通りです。高校生不可には2つのパターンが存在します。
1の場合、18歳以上の年齢であれば通信制高校生でも応募可能です。高校生不可というよりも18歳未満不可ということですね。年齢によるカベがあるということになります。
2の場合は、雇う側の意思表示です。全日制高校生は時間の融通が利きにくいので最初から採用しませんよ、ということ。つまり、定時制や通信制は含まれていません。
そのため、定時制高校生であれば「高校生不可」の対象外になるので、気にせずに応募してみましょう。不安であれば、事前に電話などで確認してみてもいいですね。
アルバイトの面接や履歴書を書くときのコツをお伝えします。
初めてアルバイトをする人でなくとも、面接は緊張するものです。想定される質問に対してどう答えるのか、実際に声に出して練習しておくと、当日慌ててしまうことが減りますよ。
面接時には履歴書に書かれていることについて、担当者から質問されることがあります。「なぜ通信制高校に通っているのか」「どうしてアルバイトをしたいのか」といった質問には素直に正直に答えるようにしましょう。変にごまかしたり隠したりしてしまうと不信感を持たれて落とされてしまいます。
無理に大きな声を出して元気良くする必要はありませんよ。相手に届く声で受け答えするよう心がければOKです。気持ち程度口角をあげて笑顔を保ち、丁寧な言葉遣いであれば、悪い印象にはなりません。
手書きの履歴書を作成する場合は、何処に何を書くのか下書きを1枚作っておくと便利。ぶっつけ本番だと書くことを迷ったり、字が入り切らなかったりするためです。
記入はキレイな字でなくとも丁寧に書いたことが伝わればOK。パソコンを使って作成してもいいですよ。ただし、間違えたときは書き直し(出力し直し)ましょう。修正テープや二重線での取り消しはマナー違反です。
「学費のため」「お小遣い稼ぎ」「社会勉強」と動機はさまざまあるでしょう。書き方に迷う部分だと思います。どの動機にも共通して言えるのは「ネガティブな言い回しは避ける」ということ。「学費のため=お金が無くて大変」ではなく「自分で稼いだお金で勉強したい」といった具合に、ポジティブな言い回しにしましょう。その点を抑えるだけでも面接時の印象がアップします。面接や履歴書のコツを抑えておけば、希望するアルバイトに就けるはずです。有意義な学生生活を送ってくださいね。
目的や特徴から選ぶ!
おすすめの通信制高校
・技能連携校
通信制高校は、学校によって力を入れている分野や強みが異なります。
ここでは、学校に求めるサポート体制や通信制高校に入学する目的別でおすすめの通信制高校を紹介しているので、
自分自身やお子さんの個性、希望の進路に合った通信制高校を選びましょう。